このたび、こころのケアセンターふようの院長に就任いたしました。当院は三楽病院として1968年に開設、2002年7月に現在の場所となる雲谷に移転し芙蓉会病院となりました。そして2025 年4 月、より地域の皆様に分かりやすい病院名であること、より信頼され地域で中心的な役割を果たして行くことを目指し「こころのケアセンターふよう」へ名称変更いたしました。
世の中は大きな変化の潮流のなかにあります。様々なことが従来のやり方では通用しなくなってきてもいます。そのような中でこころが傷つき、悩みを多く抱えてしまう方も数多くおられます。
私たちは「こころに寄り添い、つながりを大切にする」という理念のもと、患者様お一人お一人に寄り添い精神疾患を抱えた方も誰もが安心して暮らすことができるよう地域に開かれた病院でありたいと考えております。
長きにわたり地域の皆様に精神科医療を提供してきた歴史を受け継ぎ、今後もより信頼される医療機関を目指し職員一同、真摯に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
こころのケアセンターふよう院長 桐生 一宏
こころに寄り添いつながりを大切にする
良質な医療を実践する地域社会との連携を大切にする誇りを持ち成長できる病院にする
こころのケアセンターふようは以下に掲げる「患者さんの権利」を尊重いたします。
私たちは、地域の人びとの健康を守るために次のような規範を定めます。
私たちは、医の倫理に基づき、精神障害者の医療、福祉ならびに保護を行い、社会復帰を促進します。
私たちは、医療の質の向上に努め、全人的医療を目指します。
私たちは、病める人びとの権利の擁護と、プライバシーの保護に努めます。
私たちは、病院医療にかかわるあらゆる安全管理に、最大の努力を払います。
私たちは、地域の人びとにより良い医療を提供するために、地域の医療機関との緊密な連携に努めます。