アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。
飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。その意味では、アルコールは麻薬や覚醒剤と同様の依存性の薬物の一種といえます。またアルコール依存症は患者さん本人の意思の弱さによって起きるものではなく、医療機関で治療が必要な病気です。
当院では週3回のARP(アルコールリハビリテーションプログラム)を実施しています。
スタッフと一緒にアルコール依存症ってどんな病気なのか…身体にどんな影響があるのか…などといった、テキストを用いた勉強の他、令和元年5月よりCRA(コミュニティ強化アプローチ)を使って、自己分析をしてこれまでの自分を振り返り、お酒で悩みや不安への支援を行い、退院後の生活に役立つようにしています。
卓球、ウォーキング、ヨガ、ソフトバレーなど自分のペースで身体を動かしリフレッシュしています。
普段感じていること、考えていること、悩んでいること、嬉しかったこと…どんな話題から始まっても構いません。 自身の傾向を捉えるゲームも取り入れています。
当院では院内断酒補助会として、令和元年6月より毎月1回開催しています。お酒で悩んでいる方(一緒であれば家族も可)是非ご参加してみてはどうでしょうか?
今年で14年目を迎えました、こころのケアセンターふようのアルコール家族教室。こころのケアセンターふようでは、アルコール依存症の専門治療に取り組んでいます。
アルコール依存症からの回復には、周囲の方々の理解やご家族の協力が大切になってきます。 アルコール依存症に関するご理解を深めていただくために、ご家族様を対象とした家族教室を月1回開催しています。 1人で悩まずに、参加してみませんか?
また、令和元年より新たにご家族様の支援向上の為、CRAFT(関わり方とその練習)を活用しています。 ぜひ1度ご参加いただければと思います。
※ご家族を対象としていたため、ご本人の参加はご遠慮いただいております。また、未治療の方のご家族、及び他病院に通院中の方のご家族で、参加をお考えの方は下記問い合わせまでご連絡ください。
※毎月最終水曜日開催予定ですが、12月のみ年末期間となり、異なりますのでご注意ください。
月曜日~金曜日 9:00~16:00
土曜、日曜、祝日および8月13日、12月30日~1月3日は休業日となります。
担当:佐々木・佐藤・橋本
当院では年2回ご家族向けとして、「やまぶき通信(季刊誌)」を発行しています。 お酒に関する事だけでなく、生活や趣味などあらゆる話題を掲載しております。 下記には過去発行分を掲載しています。 最新号も発行後、随時掲載しますのでお楽しみに!!!
2024.5.20
2023.10.12
2023.1.10
令和2年3月より、お酒でお悩みの家族を対象に相談を承っています。 どうすれば良いかわからないとお困りの方は、ぜひご相談ください。 予約制となっておりますので、下記問い合わせまでご連絡ください。