芙蓉会病院を志望する
看護師の方へ
仕事内容多職種連携で取り組んでいます
精神科病院では看護師はどんな仕事をしているのか、よくわからない方も多いと思います。
今、精神科病院では急性期看護、退院支援、地域ケア(地域生活支援)が求められています。
精神科看護とは、患者さんの生活をケアすることです。
バイタルサイン測定、注射処置、症状観察、日常生活援助などはもちろんですが、「リカバリーへの支援・・・精神障害を持ちながらも、その人が望む生活が送れること」、ここにかかわっています。
そこで、全病棟でストレングスモデルを活用し対話すること、かかわることを大事にしています。
- 望む生活を実現するために服薬支援、心理教育、クライシスプラン、合併症ケアなど、身体管理支援
- セルフケア能力の改善
- コーピングの獲得
- 変化に対する不安・揺れを支える
など、固定チームナーシングをベースに多職種連携で取り組んでいます。
先輩の声
私の医療従事者としてのキャリアは、芙蓉会病院に看護補助として入職した時から始まりました。
病院や介護施設での仕事の経験はなく、全くの異業種からの転職でした。右も左もわからない医療現場での仕事にとても不安を感じたことを今でも覚えています。
様々な患者さんと関わりを持つことで、精神科の難しさを実感しましたが、患者さんの病状が少しずつ良くなり、回復していく姿を見た時に精神科の難しさのなかにもやりがいを感じることが出来ました。
また、患者さんの為に出来ることを増やすために、当院の制度を利用し、就業しながら看護学校に通い、看護師免許を取得しました。
看護師となり、患者さんとの関わりの中で、より精神科の魅力を感じることができました。 仕事をするうえで自分にとって重要なことは、やりがいを感じることができるかどうかだと思います。
当院では、2020年度からはストレングスモデルを取り入れ、これまで以上に患者さんに寄り添った看護が実践できるようになりました。 そのため、受け持ち看護師は、以前にも増して患者さんの回復を身近に感じることができます。
患者さんと一緒に、看護師として成長していける環境の中で共にがんばってみませんか。
第8病棟 江戸 走太
教育・研修制度
看護ラダー制度
レベル1
- 専門職としての知識・技術・態度を身につけ実践できる
- 事門的知識は有するが、実務においてはマニュアルに忠実かつ、上司または先輩の直接指示・指導をうけながら実行することができる
- 段取り等が比較的明確に定まっている定型的業務の遂行ができる
- 看護部の理念・目標を理解し社会人・専門職業人として基本的な態度がとれる
- 看護の基本知識・技術・態度を身につけて安全・確実に看護実践ができる
レベル2
- チームリーダーとして、日常の看護業務を遂行し新人や学生指導ができる
- 担当する分野の知識を有し、実行段階において、ポイントの指導は受けるが変化対応に多少の判断を要する裁量的な業務遂行ができる
- 判断業務において自らの考えを上司に具申しながら業務遂行ができる。通常の実務面においては後輩指導ができる
- 看護実践において専門的な知識を用いて総合的判断ができる
レベル3
- 看護モデルになり後輩を指導できる
- 担当する分野における知識・経験は豊富にあり、日常業務における変化に対応する能力・判断力を発揮して業務を遂行できる
- 担当業務において積極的に提案できる
- リーダーの役割を理解し、場面に応じたリーダーシップが発揮でき、かなりの部分において後輩指導ができる
- 医療チームの一員として役割を理解し、根拠に基づいた看護実践と、後輩指導、助言ができる
- 看護過程が理解でき記録することができる
レベル4
- 専門的な看護実践と指導的役割を発揮し、部署の目標達成に貢献できる
- 担当する分野における知識・経験は高いレベルにあり、複雑な課題に対しても独力で対応できる
- 所属部門における課題を明確にし、目標を示しながら管理行動がとれる
- 所属部門の目標達成のために活動を推進することができる
- 病棟の看護の専門性を高め、リーダーとしての役割業務ができる
- 主体的に看護研究に取り組み、研究能力を高めることができる
キャリアステップ
看護職員の入職後のキャリアパス例
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1~2年目
新卒看護師
新人看護・看護職員研修は、レベルⅠ研修を中心とした集合研修とOJTを組み合わせて行います
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3年目~
プリセプター
プリセプターは新人看護師の教育・指導を行いながら、同時に通常の業務も行います。
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5年目~
臨地実習指導者
臨地実習指導者は看護教員と協働し、実習生の実践的な実習指導を行います。
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7年目~
看護主任
看護主任は、看護師長と連携を取りながら、病棟の運営状況を把握し、看護業務全体の管理やスタッフへの指導を行います。
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11年目
看護師長
看護師長は看護部長のサポート、現場環境の整備や危機管理、患者さんとのコミュニケーションの接遇、現場スタッフへの指導・相談・キャリアップアドバイス、看護研究の推進・支援などを行います。
新人育成
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導入研修
法人合同研修
配属施設研修 -
3ヶ月研修
中間報告会
3ヶ月の業務報告
と今後の目標 -
6ヶ月研修
G内他施設
交流研修
2日間 -
導入研修修了報告会
研修報告と
今後の抱負
技術評価表に基づく看護レベルアップ実務推進
院内各種研修会参加