医療法人芙蓉会
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村上病院を志望する看護師の方へ

 

私たちはこのような方を求めています。

看護部の理念

「思いやりのある質の高い看護を提供し、地域から愛され満足していただける病院を目指します。」

~「地域に根ざした医療の提供」のため、思いやりのある質の高い看護の提供を~

地域住民の需要に基づき適正な医療を提供する、という病院の方針のもと、看護部では、患者さんや地域の皆様とのかかわりを大切にし、思いやりのある質の高い看護を提供することを目指しております。

皆様の生命や尊厳、権利を尊重できる、思いやりのある人材を育成するため、継続教育や日々のかかわりの中で、看護スタッフのキャリアアップを支援しております。

村上病院 看護部長
柿崎 文代

私たちはこのような取組みをしています

「学ぶ意欲」をサポートします

私たち看護専門職は日常業務を実践する中において「知識・技術・あるべき接遇」の習得が求められます。一方で、これらを自分一人で実行するには限界があります。当院では「クリニカルラダーシステム」をはじめ教育・研修制度の強化実践に力を入れています。
皆さんの「学ぶ意欲」を全面的にサポートします。

「働く環境」を整備しています

皆さんがお仕事をするうえで気になるのは「働く環境」ではないでしょうか。
自宅から職場までの通勤手段は?保育施設はあるの?有給休暇・育児休暇の取得率は? など。

  • 当院では自家用車通勤が可能、また通勤用の専用バスを運行しています
  • 病院敷地内に当法人が運営する保育施設を併設しています
  • 有給休暇取得率72% 育児休暇取得率100%(令和元年度実績)
  • くるみん認定施設です

*「子育てサポート企業」として厚労省から認定されています

これからも「働く環境」整備に努めていきます。

「風通しのよい働きやすい職場づくり」を目指します

皆さんが入職を検討する際に、最も気になるのは「職場の雰囲気」だと思います。患者様に質の高い看護をご提供するためには、まず私たち看護専門職自身が心身共に健康で充実していることが必要だと考えています。特に大きいのは「気持ち」の部分。そこで

  • スタッフ同士がお互いに尊重しあえること
  • 職務に関する意見が言いやすいこと、また意見を真摯に聞くこと
  • スタッフがいきいきと笑顔で働き続けられる環境づくり

これらを実践することで「風通しのよい、働きやすい職場づくり」ができるよう日々取り組んでいます。

地域における当院の役割

当院は、一般病床と地域包括ケア病床、回復期リハビリ病床があり、回復期・慢性期を主軸としています。

  • 基幹病院からの急性期を経過した患者様の受け入れ、終末期、緩和、看取りの受け入れや、当院で加療している患者様を中心に診療を行っています。
  • 急性期医療を経たリハビリ目的の患者様受け入れを積極的に行い、社会生活への支援を進めています。
  • かかりつけ医として外来患者様への継続的な健康管理と服薬指導を行っています。
  • 在宅療養病院として地域の在宅医療の中心的役割を担い、訪問看護との連携により24時間体制で医療・看護を提供しています。

以上の役割を果たすため、多職種連携で取り組んでいます。

先輩の声

私は以前から、看護師として地域に根ざした医療にかかわりたいと思っていました。そんな中、病院見学の際に、職員の笑顔や職場の雰囲気も良いと感じ、また村上病院は「地域とのかかわりを大切にしている」ことも知り入職することを決めました。
地域包括ケア病床に配属になりましたが、最初のうちは日々の業務で手いっぱいで退院支援についても分からないことや不安なことが多くありました。自分一人では難しいことも多いのですが、先輩看護師に相談すると親身になってアドバイスをくれたり、退院計画の筋道を一緒に考えてくれたりと、その支えのおかげで少しずつ出来ることが増えていきました。「話しやすい職場」だなとは今でも感じています。
当院ではプライマリーナーシングを取り入れており、受け持った患者様に深くかかわることができますが、その分責任も重大になります。患者様の状態や家族背景を踏まえ、退院後も安心して過ごせるよう計画や指導していくことは大変ですが、退院していく患者様に「ありがとう、助かったよ」とお言葉をいただくと嬉しく、やりがいも強く感じられました。
早く退院したいと思いながらも「今のままで帰れるのか」と不安を持つ患者様も多くいらっしゃいます。その方々に少しでも安心して退院していただけるよう、他職種のスタッフとも連携を取りながら、広い視野で患者様のために動ける看護師となれるよう日々頑張っています。

村上病院で私たちと一緒に「頑張る」気持ちや仕事をすることで得られる「充実感」を感じてみませんか。

村上病院看護部5階  森 祐輝

教育・研修制度

教育制度について

多職種のスタッフで構成された教育委員会が中心となり、看護教育の質向上に向けた研修を企画・運営しています。研修は、日本看護協会が推進するクリニカルラダーを基準としています。

看護ラダー制度

看護部では看護ラダーを取り入れています。評価表を用いて個々が日々の看護を振り返り、ステップアップにつなげていく制度です。

レベル1

  • 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する
  • 助言を得ながら患者を取り巻く状況を理解し、安全な看護を実践できる
  • 社会人として適切な接遇を身につける。患者や家族の考えや思いを知ることができる
  • 院内のマニュアルを理解し行動できる。助言を得てメンバーとしての役割を理解する
  • 助言や指導を受けながら自己の学習課題を知り、学習する姿勢を身につける
  • 助言を得て研究的視点を知る

レベル2

  • 標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する
  • 患者のケアや看護に必要な情報を自ら収集でき看護につなげることができる
  • 患者・家族の考えや希望を引き出し、ケアに関連づけることができる
  • 部署の目標や特性を理解し、自らの役割を果たすことができる
  • 自己の学習課題を見つけ、主体的に継続学習に取り組める
  • 研究的視点を持って自らの看護を振り返ることができる

レベル3

  • ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する
  • 個々の患者の背景をあらゆる視点から理解し、必要な援助や資源を提案できる
  • 部署スタッフ間、多職種間での情報共有や相互理解への調整ができる
  • リーダーシップを理解し、役割を持って主体的に取り組むことが出来る
  • 他者の学習課題に助言でき、現場教育に協力できる
  • 研究テーマを見出し、看護研究に取り組める

レベル4

  • 幅広い視野で予測的判断をもち看護を実践する
  • 患者の状況を予測的に考え、看護実践できる。多職種と連携した看護を提供し、他者の看護実践への助言ができる
  • 他者の成長を支援するため、思いを受け止め支援できる
  • 経営や部署運営の視点を理解し、協力できる
  • 部署教育を主体的にすすめ、自己研鑽できる
  • 看護研究を主体的にすすめ、成果を日々の看護に活かすことが出来る

レベル5

  • より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する
  • 幅広い知識、技術を習得しより高度な看護実践を展開できる
  • 多職種間でのファシリテーター的役割を担うことができる
  • 部署状況を理解し、他者へ指導しながら主体的に問題解決をすすめることができる
  • 自己のキャリアプランに沿って新しい知識や情報を収集し、自らの看護や指導に活用できる
  • 看護を追求し、自己の研究テーマを持ちながら看護の質の向上を目指すことができる

プリセプター制度について

現場での看護経験3年以上の者をプリセプターとし、1年間ペアを組み指導にあたります。 また、プリセプティーの相談に応じ、精神面でのサポートもいたします。

新人育成

  • 入職時導入研修

    法人合同研修と院内集合研修、看護技術研修があります。配属部署の特徴を理解し看護できるようOJTをすすめていきます。
    プリセプターシップにて先輩看護師が支援しています。

  • 3ヶ月研修

    中間報告会にて3ヵ月の振り返り、今後の目標を立てます

  • 6ヶ月研修

    法人グループ内施設間での交流研修があります。他施設で実習を行い、その後に振り返り研修にてロールモデルから学びを深める機会します。

  • 修了研修

    1年間の取り組み、日々の看護を振り返る機会です。学びを共有し、次年度以降のステップアップへ繋げます。

・・またe-ラーニングを導入し、入職後の研修だけでなく継続的に学習できるよう支援しています。
院内研修のほか、看護協会等で行われる外部研修への参加や学会参加、資格取得への支援もあります。

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