研修部
研修部
リハビリテーション科研修部は新人教育、ラダー制度を活用した卒後教育(スタッフ知識向上のための勉強会)、積極的な学会発表の実施・研修会の参加を促進することを目的として活動しています。
新人教育に関しては、新人が安心して業務を行えるようプリセプター制度を導入し、新人1名に対し事務作業や各種業務のサポートを行うプリセプター1名と臨床的な治療のサポートを行うアドバイザー1名が付き、年間通して指導を行っております。また入職1ヵ月間は業務を行う上で必要な知識・評価技術の確認・習得のための新人研修プログラムを教育委員会の新人教育に加えて科としても実施しています。
平成30年度勉強会内容
内容 | |
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4月 | 新人教育 症例検討 |
5月 | 症例検討 抄録の書き方 |
6月 | 臨床心電図の診方 症例検討 |
7月 | リスク管理(離床) BLS |
8月 | 内部障害(肝機能障害) |
9月 | 脳画像の診方 動作観察 |
10月 | 起居動作勉強会(隔週) |
11月 | 起居動作勉強会(隔週) |
12月 | 高次脳機能障害研修会 IDストレッチ |
1月 | 中枢疾患勉強会 IDストレッチ |
2月 | SJF研修 |
3月 | FIM研修 |
※伝達講習は適宜実施しております。 |
その他弘前大学医学部保健学科より講師を招き、新人を対象とした心臓リハビリテーションに関する勉強会・全スタッフを対象とした勉強会を開催するとともに、学会発表や研究発表での助言を頂いております。また年に1回~数回外部講師を招いて、各種テーマでの研修会も開催しております。
個人の得意分野を伸ばし、苦手克服できるような研修会を目指しております。
認定資格取得数(平成31年4月1日時点)
資格 | 取得者数 |
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3学会合同呼吸療法認定士 | 11名 |
心臓リハビリテーション指導士 | 4名 |
福祉住環境コーディネーター2級 | 19名 |
青森県糖尿病療養指導士 | 6名 |
介護支援専門員 | 1名 |
福祉用具プランナー | 1名 |
認定理学療法士 | 2名 |
日本健康咀嚼指導士 | 1名 |
日本口腔ケア学会認定資格4級 | 1名 |
認知症ライフパートナー | 2名 |
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の資格を得たら、次の資格取得に向けて応援しています。
平成30年度発表実績
- 「外泊訓練の成功体験によりめまいへの不安が解消し家事動作獲得できた症例」(第31回青森県作業療法学会)
- 「回復期病院入院高齢者大腿骨頚部骨折患者の退院時moterFIMが自宅退院の可否に及ぼす影響」(第36回東北理学療法学術大会)
- 「回復期入院大腿骨頚部骨折患者のADL回復・転帰先に及ぼす心不全の影響」(回復期リハビリテーション病棟協会第34回研究大会)
- 「当院回復期脳卒中患者におけるFIM予測式の妥当性」(第36回東北理学療法学術大会)
- 「当法人における言語聴覚士の役割~系列施設への介入を通して見えたこと・今後の課題~(第19回日本言語聴覚学会)
- 「介護老人保健施設における摂食嚥下領域へのST介入効果の検討」(第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学術大会)
- 「当院における回復期心不全患者の介入に関わる因子の検討」(第24回日本心臓リハビリテーション学会)
発表に向けては多くのスタッフで支援いたします。