薬剤科
薬剤科の理念
チーム医療の一員として積極的に活動します。
患者さまが安心と満足を得られる安全で良質な薬物療法の提供に貢献します。
薬剤科の紹介
当院の薬剤科は、全ての患者さんが安心して、効果的にお薬を使用していただけるよう、お薬にかかわる様々な部門で業務を展開しています。
【薬剤科科長】
阿部 俊郎(あべ としろう)
- 卒業年/昭和54年
- 卒業大学/東北薬科大学(現東北医科薬科大学)
- 資格/日本糖尿病療養指導士、青森県糖尿病療養指導士、日本糖尿病協会認定糖尿病療養指導カードシステム指導者
- 日本病院薬剤師会認定指導薬剤師、日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師
- 得意分野/糖尿病療養指導
【スタッフ構成】
薬剤師:5名、助手1名
特色
当院では病棟担当制で各々業務を実施しています。
また、様々な診療科や病棟で臨床経験を積んだ薬剤師が、栄養サポート、感染制御や糖尿病などの専門的な領域のチーム医療における一員として診療に関わっています。
薬剤科の主な業務紹介
調剤業務
発行された処方箋は薬剤師により、お薬の用法・用量、相互作用などの監査が行われます。記載された処方に不備や疑問点があれば医師に問い合わせを行います。(疑義照会)
注射薬調剤業務
注射薬調剤業務は医師が発行した注射処方箋の内容(投与量、投与速度、投与ルート、配合変化など)を確認し、個人別にセットしています。
病棟業務(薬剤管理指導業務)
薬剤師が直接入院中の患者さまに対して、薬の効能・効果、副作用、服用(使用)時の注意点、保管法等を説明し、アドヒアランスに問題がないか、副作用が出ていないかを確認しその情報を医師、看護師にフィードバックしています。
薬品管理業務
病院内にある全ての注射・内服薬の品質が適切に保たれているか、期限切れがないか、適切な保管をしているかなど、医薬品の管理をしています。
薬品情報業務(DI業務)
医薬品に関する情報(有効性、安全性、使用法など)を多くの文献から収集し、医師・看護師その他の医療スタッフに迅速・的確に伝え、安全な医療に貢献しています。
(※)DI:Drug Information(医薬品情報)の略
チーム医療
薬の専門家として、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染制御チーム)、糖尿病療養サポート委員会の一員として活動し、チーム医療を実践しています。また多職種によるチームカンファレンスへの参加により臨床場面での活動を積極的にすすめています。
薬学部学生実務実習
持続可能な医療を担う薬剤師を育成するための一助になるべく、薬学部6年制課程の薬学生の実務実習を、年3回3名ずつ計9名受け入れています。次世代の薬剤師育成は自部門の成長を促進できる貴重な機会でもあり、多くの学びを得ています。