お酒について悩んでいる
アルコール依存症とは?
アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、タイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。
飲むのはよくないことだとわかっていても、多量飲酒によって脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。その意味では、アルコールは麻薬や覚せい剤と同様の依存症の薬物の一種といえます。またアルコール依存症は患者さん本人の意思の弱さによって起きるものではなく、医療機関で治療が必要な病気です。
当院のアルコール依存症治療は『しらふの状態で酒との向き合い方を考える』ことを目的としています。お酒を飲まないとイライラして落ち着かない、「今日は飲まないぞ」と思っても気付けば1日中、体の中にお酒が入っている状態、周囲の人からお酒の飲み方について指摘されたことがある方は一緒に飲酒について考えてみませんか?
入院治療希望の方
芙蓉会病院でのお酒に対する取り組み
当院での治療内容
当院では週3回のARP(アルコールリハビリテーションプログラム)を実施しています。
院内断酒補助会HALT
当院では院内断酒補助会として、令和元年6月より毎月1回開催しています。
お酒で悩んでいる方(一緒であれば家族も可)是非ご参加してみてはどうでしょうか?
会の名称は「HALT(ハルト)」でそれぞれは頭文字を取っています。
- Happiness(幸福)
- Assist(手助け)
- Lucky(幸運)
- Team(仲間)
HALTの様子
- ポスター
ご家族の方へ
芙蓉会病院でのお酒に対するご家族への取り組み
太陽の会(アルコール家族教室)のご案内
今年で14年目を迎えました、芙蓉会病院のアルコール家族教室。
芙蓉会病院では、アルコール依存症の専門治療に取り組んでいます。
アルコール依存症からの回復には、周囲の方々の理解やご家族の協力が大切になってきます。
アルコール依存症に関するご理解を深めていただくために、ご家族様を対象とした家族教室を月1回開催しています。
1人で悩まずに、参加してみませんか?
- アルコール依存症について知りたい
- どのように接していいのかわからない
- 薬はどんなのがあるのか?
- 身体への影響はどうなるのか?
- こんなことに困っています など
また、令和元年より新たにご家族様の支援向上の為、CRAFT(関わり方とその練習)を活用しています。
ぜひ1度ご参加いただければと思います。
※ご家族を対象としていたため、ご本人の参加はご遠慮いただいております。
また、未治療の方のご家族、及び他病院に通院中の方のご家族で、参加をお考えの方は下記問い合わせまでご連絡ください。
※毎月最終水曜日開催予定ですが、12月のみ年末期間となり、異なりますのでご注意ください。
お問い合わせ
やまぶき通信(季刊誌)
当院では年2回ご家族向けとして、「やまぶき通信(季刊誌)」を発行しています。
お酒に関する事だけでなく、生活や趣味などあらゆる話題を掲載しております。
下記には過去発行分を掲載しています。
最新号も発行後、随時掲載しますのでお楽しみに!!!
やまぶき通信最新情報
アルコール相談窓口
令和2年3月より、お酒でお悩みの家族を対象に相談を承っています。
どうすれば良いかわからないとお困りの方は、ぜひご相談ください。
予約制となっておりますので、下記問い合わせまでご連絡ください。
お問い合わせ