みなさまいかがお過ごしでしょうか。あおもりの短い夏を楽しんでいますか？今年のねぶた期間は天候に恵まれ、大いに盛り上がっていたようですねえ。

さかのぼること数ヶ月前、５月の連休中に人生ではじめて「ねぶた紙貼り体験」というものに参加しました。ポスターには「参加費無料！当日申込みOK！初心者大歓迎」とあり、開始時間は何枠か設定されていましたが思い立ったらすぐに参加できる手軽さと、経験がなくてもOKという安心感がありました。実際、とても親切に教えていただき、ねぶた制作陣の一員になれたような錯覚さえ感じてしまいます。

作業工程は、すでに出来ている骨組みに　①歯ブラシを使って接着剤を塗る、②紙を貼る、③カッターで余分な紙を切り取る　です。いたってシンプル◎

実際に体験してみて感じたことは、いま目の前のことに集中できる時間を過ごすことができ、日々の不安や焦りからいったん離れることができるなぁと。それだけでなく、1枚の紙を貼り終えるたびに感じる達成感、ねぶた祭りに参加できているという充実感、時を経て完成したねぶたを見た時に感じる愛着と、自分のこころが動くのを感じました。日常から離れてみるということは、やはり気分転換になりますね。誘ってくれた方に感謝です。

しいて言えば、時期によっては気温との闘いになるのと、作業箇所によっては体勢の維持を要することでしょうか。実際に完成を迎えるまで日々ねぶた小屋で作業されている方々には、頭が下がります。

 

また、ぜひ参加したいと思っています。ねぶたの楽しみ方が増えて、得した気分です。ご興味がある方も来年いかがでしょうか。

 

心理室　今

2023.8.17